日本の食、海外普及へ クール・ジャパン基金を活用 林農水大臣が表明
林芳正農林水産大臣は18日、官邸で開かれた産業競争力会議第2回会合で日本の農林漁業と食品産業が本格的に海外市場に攻勢をかけるための政策の一環として、食品企業が現地企業の吸収・合併(M&A)や工場立地のための資金として、経済産業省が2013年度予算案として計上しているクール・ジャパンによる基金(ファンド)を活用することを明らかにした。食品企業は日本の食を普及しやすくなる。国産の農林水産物・食品の輸出にもつながっていくという。(伊藤哲朗)