水産白書 輸出1兆2000億円へ施設整備充実 農水省

総合 ニュース 2020.06.19 12067号 02面

 農林水産省が16日に公表した水産白書は、水産物の輸出にも言及、国内の水産物市場が縮小する一方でアジアを中心に伸びるとして、2030年の輸出目標を1兆2000億円とあらためて明記した。輸出拡大のために輸出先国・地域に合わせた環境や施設の整備などの重要性を指摘している。
 19年の水産物輸出額は2873億円で、東日本大震災以降に堅調に伸び続けてきた中で、マイナス成長となった。輸出先国1位である香港の情勢不安、サバなどの漁獲不良の影響が出ている。だが、米国

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