味の素社、iPS/ES細胞増殖用培地を開発 専業2社に販売委託

ニュース 総合 2015.10.02 11253号 02面
右から横山周史リプロセル社長、福士博司味の素取締役、宮村毅タカラバイオ常務執行役員

右から横山周史リプロセル社長、福士博司味の素取締役、宮村毅タカラバイオ常務執行役員

 味の素社は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)を未分化のまま大量に増やせる培地(栄養液)「StemFit AK02N」の開発に成功した。iPS細胞関連サービスを提供するリプロセル、研究用試薬・理化学機器などを製造販売するタカラバイオの販売委託先2社を通じて国内の再生医療研究者向けに10月1日から販売を開始した。価格は1セット3万5000円。  同社では、iPS細胞やES細胞の樹立・保存・増殖工程に使用する培地として、京都大学iPS

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