味の素社、「アミノバイタル」主力2品を全面刷新 廉価類似品・PB対策で

総合 ニュース 2019.07.12 11907号 01面

味の素社は、18年度国内135億円のスポーツアミノ酸サプリメント市場の拡大をけん引してきた合計シェア32%のトップブランド「アミノバイタル プロ」「アミノバイタル」の主力2品種を、それぞれの1995年、98年の発売以来初めて全面刷新した。スポーツ栄養科学の知見に基づき開発した同製品に対する類似品やPB(自主企画)商品などの増量・廉価販売での対抗への対策として決断、日本オリンピック委員会の日本代表選手団専用品の特別なアミノ酸配合の開発知見を注ぎ込んだ。

「アミノバイタル」は刷新に伴い「アミノバイタル アクティブファイン」に名称を変更して「アミノバイタル プロ」とともに8月22日から全国発売。2品種合わせて消費者購入金額換算で19年度50億円、前年度比10%増以上の販売を目指す。

全面刷新に当たっては、アミノ酸組成を一から見直した。同社が日本オリンピック委員会のオフィシャルパートナーとしてのアスリートへのスポーツ栄養サポートの一環として、2012年のロンドン大会、16年のリオデジャネイロ大会で合計2万本を無償提供したそれぞれの日本代表選手団専用品「アミノバイタル ゴールド ロンドンスペシャル」「アミノバイタル リオ2016日本選手団スペシャル」それぞれの特別なアミノ酸配合の技術を融合して、体の調子を整えることを目的とした製品設計に生かした。また、アミノ酸特有の苦みを抑える技術と溶けやすい顆粒(かりゅう)の製造技術を新たに活用して、求められていた味や口溶けなどの飲みやすさについても大幅に改善した。

「アミノバイタル プロ」は、同開発知見に基づき特許を取得した体を支えるアミノ酸となるロイシン高配合必須アミノ酸を2570mg、粘る力を引き出すアミノ酸となるシスチンの230mgを新たに配合、シスチンとともにダメージと戦うアミノ酸グルタミンを現行品に対し350mg増量、このほかビタミン8種類を配合し、アミノ酸総量を200mg増量の3800mgとした。

「アミノバイタル アクティブファイン」は、アミノ酸総量2200mgのままだが、筋肉のエネルギー源となる必須アミノ酸BCAAを100mg増量した1250mgとし、シスチン、グルタミン合わせて950mgを配合した。(川崎博之)

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