世界大豆生産高 生産減も需要は増加 国産おおむね順調
2020/2021年度の世界の大豆生産高予測は、ブラジル産とインド産が増加したものの米国産の減少分は補えず、9月は前月比0.2%減の3億6974万tとなった。また、生産高の減少と需要増で、期末在庫も前月比1.9%減の9359万tに下方修正した。国産大豆は、一部の産地が降雨の被害を受けたり、播種遅れがあったが、おおむね順調に推移している。
米国産は、単収の減少で2020年産生産量は前回発表より2.5%減の1億1738万tとなった。需要量は減少したものの生産高の減少が上回り、期