世界大豆生産高予測 期末在庫は上方修正 九州産、収量減見込む

農産加工 ニュース 2021.10.20 12311号 03面

米国農務省が9月10日に発表した2021/2022年度の世界大豆生産高予測は、米国産・EU産の増加数量がカナダ産の減少数量を若干上回り、前月比0.2%増の3億8442万tとなった。生産高がやや増加して需要量が減少したことで、期末在庫は前月比2.8%増の9889万tに上方修正した。国産大豆は、九州で台風と豪雨の影響を受け、収量減が見込まれている。

米国産は単収が増加見込みで、21年産生産量は前月比0.8%増の1億1904万tに上方修正された。生産高などの供給量の増加が輸出など

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