ユッケ提供、“納豆方式”が解決 全国焼肉協会の会員店が共同仕入れで

ニュース 外食 2013.01.11 10774号 01面
エスフーズの「黒毛和牛ユッケ」(手前)とカミチクの「国産牛ユッケ」(奥)

エスフーズの「黒毛和牛ユッケ」(手前)とカミチクの「国産牛ユッケ」(奥)

 全国の焼肉店1900店を組織する全国焼肉協会は、12年12月から、会員店でのユッケの提供を共同仕入れ方式によって可能にした。11年4月に発生したO157菌を原因とする「ユッケ集団食中毒事件」により、焼肉店でのユッケ提供が不可能になって以降、“牛肉の生食は日本人が作り上げた食文化、守るべき”との課題を掲げ、事態収拾に向け1年半の歳月をかけて試行錯誤を繰り返してきた。その結果、厚生労働省の厳しい基準をクリアする個食パックのユッケを開発、店での提供方法も同協会の中井孝次事務局長が

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