タイ、TPP参加にブレーキ コロナで一変し反対派優勢

総合 ニュース 2020.07.10 12078号 02面
タイ南部の水田。コメも有力な輸出品目だ=ナラティワート県で2019年1月、小堀晋一が写す

タイ南部の水田。コメも有力な輸出品目だ=ナラティワート県で2019年1月、小堀晋一が写す

環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を目指してきたタイで、反対する勢力が勢いを増している。新型コロナウイルスの感染拡大によって非常事態宣言が発出された直後の3月末に、鶏卵が買い占められたことを受け輸出が一時的にストップしたことなどがきっかけ。国内の食料利権に絡む政治家の存在もクローズアップされ、年内の参加申請はもはや絶望的だ。 プラユット現内閣は、その前身の軍事政権時代からTPPへの参加に積極的とみられてきた。経済担当のソムキット副首相が音頭を取って参加準備を推進。今年2月

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