タイで食の健康志向進む コロナ後、経済回復のテーマに
新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かう東南アジアのタイで、食に向けた健康志向が一段と進んでいる。食品メーカー各社は健康や安全をうたった新製品を次々に市場投入。消費者への浸透を図ると同時に、事業の多角化を目指して投資の分散を進めていく考えだ。
食品スーパーやレストランでも健康につながる分野の需要が今後伸びていくと受け止められ、新規出店が相次いでいる。南部の観光地では食をメーンとした健康増進型リゾート計画が浮上するなど、コロナ後の経済回復には食を通じた健康がテーマとなるとの