眞露ジャパン、韓国女子プロゴルファーとスポンサー契約 スポーツマーケティング強化

酒類 キャンペーン 2008.02.27 9954号 03面
眞露ジャパンの楊仁集社長(中央)と全美貞(左)、李知姫選手が記者会見

眞露ジャパンの楊仁集社長(中央)と全美貞(左)、李知姫選手が記者会見

 眞露ジャパン(株)(東京都港区、03・5403・9567)は3月から、韓国の女子プロゴルファー2人とスポンサー契約を開始する。日本法人設立20周年を迎える今年は「スポーツマーケティングの強化」を重視して初めて取り組む。日本で人気の高い女子プロゴルフに関わることで、これまで接点がなかった新しい顧客層の創出を狙う。

 楊仁集(ヤン・イン・ジブ)社長は21日に東京都港区のホテルオークラで会見し、「ジンロも韓国ブランドとして20年以上かけ日本での認知度を高めてきた。日本で活躍する2人を応援するのは同国企業である当社の義務」と語った。

 全美貞(ジョン・ミ・ジョン)選手とはメーンスポンサー契約を結び、契約金は4000万円と成績による出来高払い2000万円を想定。期間中、帽子の正面にジンロのロゴを付けるほか、ウエア、キャディバッグなどにもロゴを付ける。日本での07年賞金ランキング3位。李知姫(イ・チ・ヒ)選手とはサブスポンサー契約。帽子の側面にロゴを入れるほかは全選手と同じ。同ランキング38位。

 契約期間は2人とも08年3月1日~09年2月28日の1年間で、「成績がよかったら契約延長したい」(ヤン社長)としている。眞露グループは本国の韓国ではゴルフトーナメントを主催しているが、日本での広告宣伝活動はテレビCM中心だった。(丸山正和)

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