国税庁、酒の輸出強化へ予算要求額10倍に

酒類 ニュース 2019.09.04 11936号 01面

 国の輸出振興策が成果を出す中、国税庁が日本産酒類の輸出強化に乗り出す。20年度予算の概算要求額を前年度比10倍となる25億円に設定。酒税課に「輸出促進室(仮称)」を新設し人員の拡充も図るなど、従来なかった規模で取り組む。
 国内メーカーと卸や商社とのマッチングを支援する「日本産酒類輸出促進コンソーシアム」を通じて海外での販路拡大を後押しし、和酒の国際的な競争力アップに向け本腰を入れる考えだ。(丸山正和)

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