日本酒類販売、和酒市場を再構築 新需要への対応急ぐ

酒類 ニュース 2020.07.03 12075号 02面
田中正昭社長

田中正昭社長

 日本酒類販売は今期(21年3月期)の重点戦略に、ネット通販や健康志向など、新型コロナ禍で広がった新たな購買形態や需要への対応を掲げる。商品面では地方の日本酒や本格焼酎の飲用提案を強化し和酒市場の再構築を進め、収益力アップにつなげる。社内では全部署の経費をゼロベースで見直し、変化対応型の体制整備を急ぐ。今期業績見通しについては、コロナ禍による不確定要素が多いとして策定を控えた。
 6月30日に開示した前期連結決算は売上高が前年比1.9%増の5604億円

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