楽天、年末商品に新機軸 ポスト投函歳暮など

小売 ニュース 2019.10.23 11959号 12面
肉料理だけで構成するおせちを提案

肉料理だけで構成するおせちを提案

楽天のEC(電子商取引)サイト「楽天市場」では、年末商戦の歳暮・クリスマス・おせち関連品の売上げが伸長している。今季も伝統的な催事イメージにとらわれない発想で、多様化するニーズに対応する。

歳暮ギフトは昨年、16年対比で1.3倍になった。伝統的な贈答需要も大きいが、カジュアルに贈れるパーソナルギフトが好調だ。購入者別では金額4000円以下の割合が52%を占める。

カジュアルギフトの需要促進策として、郵便ポストに投函できるギフト提案を「ポ歳暮」として強化する。再配達の心配がなく、贈る側も受け取る側も気兼ねなく利用できるメリットを訴求する。出店企業と共同開発し、食品では昆布やふりかけなどを商品化した。

クリスマス関連の売上げは直近2年で1.6倍に拡大。今年は平日に当たり、軽減税率の対象になることから家で楽しむシーン提案に取り組む。アドベントカレンダーを大人向けにアレンジした商品を開発、日替わりのチーズや地ビールでクリスマスまでのカウントダウンを演出する。

おせちは、正月のオードブルメニューから利用シーンを広げる。洋風おせちを「クリスマスおせち」として提案するほか、「オフィスおせち」で仕事始めの需要を狙う。一人一段のおせちで、配達日の指定を1月6日までとした。「だけおせち」は、特定の食材やテーマに特化した商品で、肉料理だけ、カニ料理だけ、中華だけ、マグロだけといったメニュー構成になっている。

なお、楽天市場ではおせち売上げの8割以上が冷凍で届ける商品だという。保存料の抑制や濃すぎない味付けといったメリットがあるほか、盛り付けしやすいことが支持される要因になっている。

おせちの特集サイトは10月1日に開設した。歳暮ギフトとクリスマス関連は、11月1日に特集ページを立ち上げる。(宮川耕平)

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