あらかると・販促:東急ストア 惣菜アレンジ提案 新型コロナ不安を払拭

小売 ニュース 2020.03.25 12029号 01面
惣菜を活用したレシピ提案で不安感を解消

惣菜を活用したレシピ提案で不安感を解消

新型コロナウイルスの感染拡大で備蓄需要が高まり、食品スーパーは総じて売上げを伸ばしている。ただ惣菜部門だけは、即食の利便性がむしろ不安感につながり、揚げ物やベーカリーをバラ販売から個包装に切り替えるなど、心理的な抵抗感の払拭(ふっしょく)に追われている。

惣菜部門に限っては、見えない病原菌に対する顧客の不安感はO157発生時に類似するともいわれており、各社の対応策もそれに近い防衛的なものとなっている。

しかし防衛一辺倒ではない対策もある。即食への不安感を解消しつつ、惣菜の手軽さを活用して食卓を楽しくしようという試み、それが惣菜アレンジのレシピ提案だ。

東急ストアが13日にオープンした「綱島駅前店」(横浜市港北区)では、レシピ動画サービスの「デリッシュキッチン」とコラボして、自社惣菜のアレンジレシピを紹介した。焼きギョウザを使ったホワイトチーズドリア、コロッケの卵とじなど、もともと一品メニューの惣菜に熱を加え、別の一皿に変身させる。

同店から本格化したというこの取組みについて、デリカ食品部の金子信一部長は、「家庭で加熱調理していただくことで惣菜への不安感はなくなり、食卓にはいつもと違う一品が並ぶ。コロナ対策の中にも楽しさを打ち出したかった」と語る。(宮川耕平)

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