「誰かのためのお買い物」プロジェクトで使用する寄付ボックス(三軒茶屋店)
西友は、09年から取り組む食品寄付の活動をコロナ禍で拡充している。関東エリア全店に加え、昨年11月から九州エリア4店でも開始、今年6月には九州全66店に拡大する予定。
同社は、食品寄付活動を「バックホール式」と呼ぶ独自の方法でシステム化している。店頭で発生する販売期限切れ商品を配送トラックの帰り便を使って物流センターに集約する。そこからフードバンク事業者の協力NPOが、寄付先の施設へ配送する。物流センターを経由することで配送に関わる負担を軽減してい