局面打開 小売のプラス戦略:スーパー客層変容 子育て世帯、少数派に

小売 ニュース 2023.06.05 12589号 01面

 スーパーは1970年代後半から現代に至るまで、団塊とそのジュニア世代の子育てとともに発展してきた業態であり、子育て層の日常の食シーンをターゲットにしてきた。しかし、その子育て世帯の割合は低下を続けている。(宮川耕平)

 団塊世代が子育て中だった1990年、子育て世帯(夫婦またはひとり親と子ども)の割合は44%、一方で子どものいない世帯(単身または夫婦のみ)は39%だった(ここで取り上げる数値は全て国

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