イオン、小売の収益改善 PB、DXで改革

ニュース 小売 2023.10.13 12660号 01面
吉田昭夫社長

吉田昭夫社長

イオンの23年度上期業績は、GMS(総合スーパー)事業が黒字転換したのをはじめ、小売事業が増収増益のけん引役になった。営業利益に占める小売の割合は、コロナ前の19年度上期が162億円、構成比19%だったのに対し、今上期は544億円、構成比46%に高まっている。吉田昭夫社長は11日の会見で「(コロナ禍を経て)世の中が平時に戻っても、小売が安定して利益を稼ぐ収益構造を継続しつつある」と語った。(宮川耕平)

GMS事業ではイオンリテールの業務効率化が進み、SM(食品スーパー)事業

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