イオン、成長にスケール活用 地域・DSも規模で攻勢
吉田昭夫社長
イオンの吉田昭夫社長は10日の決算会見で、成長戦略にはスケールの活用が重要と語った。その成果として中期5ヵ年計画の折り返しとなる23年度は、人時生産性の改善や光熱費の抑制、PBの拡大を挙げた。今期からの2ヵ年では地域再編、DS(ディスカウント)拡大、首都圏戦略を重点テーマとする。
5ヵ年計画の策定段階では、インフレ局面への移行やエネルギーコスト・人件費の上昇は織り込めていなかったものの、課題への速やかな対処や当初計画の前倒しなどで対応した。22年度