コカ・コーラシステム、やかんで煮出し麦茶 懐かしくも新しい商品

飲料 ニュース 2021.02.26 12193号 02面

竹井仁美マネジャー

竹井仁美マネジャー

 コカ・コーラシステムは、「麦茶飲料」市場に新たな提案を行う。やかんで煮出したような本格的な麦茶の味わいを目指す「やかんの麦茶 from 一(はじめ)」=写真=を4月26日から全国で新発売する。やかんでひと手間かけ、丁寧に入れた麦茶だからこそ感じられる人の温もりやふぅっとひと息つけるような安らぎを提供し、どこか懐かしく、新しい麦茶の楽しみ方を訴求する。

 「やかんの麦茶」は“やかんで煮出した本格的な麦茶”の味わいを目指し、素材や製法にこだわる。厳選した大麦を100%使用し、コカ・コーラ社独自の高温煮出し製法に大麦エキスを加え、ひと手間かけたおいしさを実現した。香ばしい香りとすっきりとした後味を楽しめる。

 また、パッケージにもこだわる。日本の昔ながらの丁寧な仕事ぶりや品質感を訴求する「のれん」をモチーフに、日本の伝統色の浅葱色(あさぎいろ)と麻の手ぬぐいの質感を組み合わせ、店頭での視認性を高めている。“やかん”で入れるという、ひと手間かけて丁寧に入れられた麦茶ならではのパッケージデザインは、どこか懐かしくも新しさを感じさせると、事前の調査で高い評価を得たという。容器サイズは、650mlPETをメーンに飲用シーンや販売チャネルに応じた600・950ml/2LPETをラインアップし、消費者との接点を拡大する。

 22日にオンラインで開催した発表会で、竹井仁美マーケティング本部ティーカテゴリー麦茶ブランド担当マネジャーは「無糖茶カテゴリーでの飲用構成比を見ると、20~30代では麦茶が1位となるなど、近年、麦茶ユーザーが急増している。夏の季節飲用から通年飲用へ飲用形態も拡大し、健康志向もとらえ、伸長を継続している。加えて、20~30代ユーザーの麦茶の原体験は、水だしの麦茶やPETボトルの麦茶となり、『やかんで(煮出した)麦茶』を原体験とする若年ユーザーは少なく、新鮮に感じるという声を聞く。どこか懐かしいけど、新しいという提案を行い、消費者インサイトに応えたい」と語った。

 なお同品は、麦茶ブランドとしては同システムにおいて初めて、大々的なマーケティングプランで展開するアイテムとなり、今後も伸長が予想される麦茶市場での定番化を目指していく。(本吉卓也)

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