サントリー食品インターナショナル、「ボトルtoボトル」を加速 水平リサイクル推進

飲料 ニュース 2021.04.14 12214号 02面
左から福本ともみサントリーホールディングス執行役員、佐藤二朗、ムギちゃん、和田龍夫執行役員

左から福本ともみサントリーホールディングス執行役員、佐藤二朗、ムギちゃん、和田龍夫執行役員

「またあえるボトル」ロゴマーク(右)と「GREEN DA・KA・RAやさしい麦茶」

「またあえるボトル」ロゴマーク(右)と「GREEN DA・KA・RAやさしい麦茶」

 サントリー食品インターナショナルは、PETボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクル(使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと)の取組みを加速させるため、「またあえるボトル」プロジェクトを推進する。同プロジェクトによって「ボトルtoボトル」水平リサイクルの「つくる」「つかう」分野に加え、良質な使用済みPETボトルを「あつめる」、水平リサイクルの有用性を消費者に「つたえる」活動の強化を図る。

 同プロジェクトの第1弾として「GREEN DA・KA・RAやさしい麦茶」をリニューアルし、13日に全国で発売した。今回のリニューアルで「同650ml」「同600ml」では、他ブランドでも順次拡大しているリサイクル素材100%のPETボトル「またあえるボトル」を使用し、商品ラベルに「またあえるボトル」ロゴマークを記載する。「またあえるボトル」とは、リサイクル素材や植物由来素材を100%使用したサステナブルなPETボトルで、「PETボトルは適切にリサイクルされることによって、何度も循環する資源である」ことを伝える活動を強化する。今回の「またあえるボトル」使用により、化石由来原料から新たにつくられるプラスチックを約4500t、CO2排出量を約6200t削減する計画だという(同社試算)。

 同時にPETボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルの仕組みを分かりやすく伝える佐藤二朗とムギちゃんによるコンセプトムービー「ムギちゃんとふしぎなおじさん」を公開し、消費者への訴求を図る。

 12日に開催したサントリー「ボトルtoボトル」PETボトルリサイクル取組み発表会で、福本ともみサントリーホールディングス執行役員コーポレートサステナビリティ推進本部長は「今後は、リサイクルに適したPETボトルを『あつめる』や水平リサイクルの有用性を『つたえる』ことが重要になる。自治体や教育機関など、さまざまなステークホルダーと連携していく」と語った。

 和田龍夫サントリー食品インターナショナル執行役員ジャパン事業本部コミュニケーション本部長は「PETボトルはリサイクルすれば、何度も循環できる資源となる。『またあえるボトル』を通じ、地球環境にやさしい循環型社会の実現に向け、水平リサイクルの大切さを伝えていく」と意気込みを語った。(本吉卓也)

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