カナダ菜種が過去最高値圏 生産量激減、長期化か

国内食用油主原料のカナダ産菜種の価格が、過去最高値圏で推移している。単収激減や油分低下に加え、12月上旬、カナダ統計局による生産量見通しが下方修正された。製油メーカーでは豪州産などで安定供給を継続しているが、カナダ産の輸入価格は年明け以降、前期の約2倍となる見込みで再度価格適正化が必須。カナダ産菜種は物量ベースで国内食用油最大のカテゴリー。20年後半から続く食用油の環境悪化はさらに別次元に入る。

同統計局による生産見通しは1260万tで9月時点から下方修正された。20~21

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