伊藤忠商事食料カンパニー、竹本油脂とマラウイの「ごま」支援 生産国を守れ
世界的な人口・食糧問題や食料自給率の低さを背景に、不透明感が加速するわが国の食糧調達事情。加工食品の原料の多くを海外に依存せざるを得ない中、今後さらに重要性を増すとされるのが、生産国との確固たる関係性の構築だ。国内屈指の食糧インポーターである伊藤忠商事・食料カンパニーでは、多種多様な食原料を世界各国から調達するとともに安定取引を視野に入れた独自の生産国支援を進めている。多岐にわたる取り扱い食原料の中から、「ごま」の取り組みを紹介する。(村岡直樹)