全品揃っての発売は初めての企画。ポスターやPOPで店頭もにぎやかに

糖度の高い国産の「安納芋」「紅はるか」を使用

　ファミリーマートは7日から「ファミマのお芋掘り」と題した商品キャンペーンを展開し、「安納芋」「紅はるか」を使用したオリジナル“サツマイモ”関連商材全17品を全国の約1万6600店で一斉発売した。秋季でサツマイモフレーバーのアイテムは毎年発売しているが、一堂に揃った形での展開は初めての試み。常温・チルドの両温度帯のスイーツやアイス、菓子、パン、ドリンクといった豊富なラインアップで、27日まで秋の味覚で店頭を盛り上げる。

　近年は「焼き芋専門店」も登場するなど“サツマイモ”人気がますます高まっている中で、特にスイーツでのサツマイモ活用が話題を呼んでいることを背景に、同社ではこうしたキャンペーンを企画。さらに原料にもこだわり、糖度・甘味が高く、ねっとりとした食感が特徴の「安納芋」「紅はるか」をセレクト。安納芋は知名度も高い品種だが、同様に甘味が濃い紅はるかも非常にデザートとの相性が良く、今回の11アイテムは「紅はるか」を商品名に掲げている。メーンターゲットは“芋”を愛する20～50代女性だが、サブとして“隠れスイーツ男子”も視野に入れ、CVSで気軽に購入できる機会を創出したいとしている。

　商品群は「紅はるかのバウムクーヘン」など5種類の半生菓子、「紅はるかのスイートポテトタルト」など3種類のチルドデザート、「ワッフルコーン紅はるか」など2種類のアイス、「カルビー　安納芋スティック」など4種類の菓子、「大学芋なスティックドーナツ」など2種類の菓子パン、「さつまいもオレ」のチルド飲料といった6カテゴリーになる。（武藤麻実子）