「災」。18年の世相を表す漢字一文字だが、まさに災害の多い一年だった。春先からの低温、長雨や大型台風上陸もあり北海道農業は甚大な被害を受けた。追い打ちをかけるように9月6日に発生した胆振東部地震と道内全域に及ぶ未曽有の大規模停電。冷凍冷蔵品の廃棄や物流混乱で商品供給も滞り店頭からモノが消えるなど、市民生活はパニック状態に陥った▼防災意識も一気に高まった。震災後はランタンや懐中電灯、ラジオ、簡便食品など防災グッズが飛ぶように売れ、冬を前にしてポータブルストーブも入荷待ち状態が
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