ケニア、南インド、スリランカなど相次ぎ干ばつ。紅茶の被害軽微で影響少ない

飲料 ニュース 1992.03.23 7353号 1面

日本でもハウスの茶園で初摘みが行われるなど、新茶の話題がささやかれるようになってきたが、今年に入ってからすでに摘採がはじまっている主産国の紅茶生産は豊作だった過去二年間とはやや様相を異にし、干ばつが発生している。ただ、これまでのところ八九年ほどの被害はないようで、国際需給にもそれほどの影響はないものとみられるが、ハイ・グロウンについては相場が上昇してきた。 昨年の世界の茶生産量は前年をさらに二万t程度上回って二五五万t前後に達し、二年続いて記録を更新し

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介