二番茶、一番茶の地合い持続で17年ぶりの高値に
【静岡】一番茶の堅調地合いがそのまま二番茶の取引でもみられている。これは、①一番茶の生産量の減少②二番茶の需要増③二~三番茶の旧茶在庫が少なかった④低温の影響で生産の遅れが目立った⑤緑茶缶原料の需要が急増した‐‐などの理由によるものだ。 一番茶は親茶、二番茶はブレンド用として使うが、一番茶の生産量が平年作を割り込み、荒茶価格も近年みられない高値で推移したため、問屋の中には手当てが不十分なところも出た。二番茶を親茶として使う問屋も多く、親茶として使わない