原料もち米の在庫払底、昨年の不作など苦境に立つ加工業界

原料もち米の不足で加工メーカーは苦境に立たされている。昨年の不作と自主流通米(自流米)供給の一二%(約三万t)カットで原料在庫が払底し、操業休止せざるをえない企業も出ている。米菓業界やもち業界では「今月25日までには新米が欲しい」と、全農をはじめとした集荷団体に申入れしているが、14日に開かれた「もち米委員会」では、価格、割当数量とも決定に至らずじまいとなっている。現在、千葉県産の収穫が進んでいるものの「数百t程度」といわれ、二四万三〇〇〇tの加工向け数量からみれば微々たるも

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