食品界、生販三層による戦略的同盟時代の夜明け、市場共有化図る
食品業界では、ここへきて「生販三層による戦略的同盟時代の夜明けがやってきた」との声が一部に出ている。それはメーカー、卸、小売という業態の枠を超え、それぞれのエゴを捨てて最終成果を実現する市場の共有化を図ろうというわけだ。「すでに先進CVSとベンダーとの運命共同体的な取り組み関係の中に芽が出ている」という見方がある。要は三者が主体性を尊重し合い、情報、物流システムを共有化、ネットワーク化によってトータルコストダウンを追求しながら、消費者にとって魅力があり、売れる市場を創造してい