ゲル化剤には、寒天のほかカラギナン、ペクチン、ゼラチン、ガム類が存在し、その用途、特性は別にして価格面で寒天がもっとも割高なゲル化剤といえる。 特にカラギナンの国内消費量は、一説に一五〇〇ｔともいわれ、寒天業界からは競合品の最たるもの、としてみられる傾向が強い。確かに、その用途はゼリー、アイスクリーム、ハムソー、化粧品、芳香剤など寒天と同一的側面を持っている。 しかし、これらメーカー、販売業者、ユーザーなどによると「カラギナンの
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