製菓原材料の動向 笹葉、おにぎり需要で伸張
製菓用よりもむしろ最近は、おにぎりブームでその方で売れ行きがよい。このため消費量は相葉、桜葉漬と違って年々伸びており、年間三〇億枚が推定されている。産地は、これまで青森県が主産地だったが、この二、三年で様相が変わり、北海道が大半を占めるに至った。おにぎり向けにはL大サイズが要望される。また、中国からも輸入が目立ってきたが、それは笹葉ではなく「竹の皮」だという(東京・井上商店社長の話)笹葉の現在の乾燥品東京仲間卸値は、一箱(五〇〇〇枚入り)一万五〇〇〇~一万六〇〇〇円で今春より