升喜が初の赤字決算、物流再構築への投資が要因

決算 卸・商社 1999.07.09 8553号 4面

低価格缶チューハイ、発泡酒など低価格商品の市場形成が急速に進み、酒類卸は利益確保も難しくなってきた。さらに、組織小売業へのウエートが高まり、新業態への対応が余儀なくされ、一般酒販店のウエートが高かった卸ほど厳しい状況を迎えている。このような中、(株)升喜(東京都中央区、03・3667・0111)は5日、第五九期の決算を発表した(関連記事9面)。売上高は一・六%減にとどまったが、「物流基地再構築、新情報システムの構築による損失と、貸しビルの除却損」などで、同社始まって以来の赤字

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