ジャーディンが「たけし」起用CM

ジャーディン・ワインズ・アンド・スピリッツ(株)(東京都港区、03・3434・3081)は、スコッチウイスキー「ジョニー・ウォーカー」初のグローバル・キャンペーン「KEEP WALKING」のイメージ・キャラクターに北野たけしを起用する。世界的認知度が高く、前進し続ける人のイメージが強い同氏を起用、従来のウイスキー広告のイメージを打ち破った斬新な広告手法を導入し、「ジョニー・ウォーカー(JW)の日本におけるさらなる発展を目指す」(ジャン・ルイ・ルペルティエ代表取締役社長)方針。テレビ、雑誌、交通広告、インターネットなど多方面での広告活動を展開、露出度を高め、さらなる認知度アップ・消費者層拡大を図る。

昨年11月から世界各国でスタートした「KEEP WALKING」キャンペーンは、「人間のさまざまな“歩み・進歩”に焦点を当て、消費者と感情的なつながりを持たせる」(宮原伸生取締役マーケティング本部長)ことが目的。蒸留所の景色やカットグラスに注がれる琥珀色の液体といった伝統的シーンは一切使用していない斬新な内容となっている。

日本では、“歩き続ける人”の代表として、イメージキャラクターに北野たけしを採用、7月から本格的にキャンペーンを開始した。テレビCMは、「KEEP WALKING」の精神を伝えるため、北野たけしが(1)路地裏で雨にぬれながら(雨篇)(2)神田川の流れに逆らいながら(川篇)歩き続けるというもの。斬新な広告手法とファン層の広い同氏の採用などでインパクトを持たせ、同ブランドのさらなる成長に結びつけたい考え。

JWは、世界二〇〇ヵ国以上で約一〇〇〇万ケースを販売するスコッチウイスキー。同カテゴリーの成長に拍車をかけるため、昨年11月から世界統一コンセプトでのグローバル・キャンペーンを実施している。

〈商品概要〉「ジョニー・ウォーカー黒ラベル」=容量=七〇〇ミリリットル、希望小売価格三五一〇円

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