東日本醤油特集:付加価値醤油と加工品が健闘

調味料 特集 2002.12.23 9103号 10面

今年の醤油出荷量が、一〇〇万キリリットル割れの危機を迎えている。これが現実化すれば、昭和33(一九五八)年の九九万七六五七キリリットル以来、実に四四年ぶりの九〇万キリリットル台となる。長引く不況に加え、人口鈍化や高齢化、“産業空洞化”と、さまざまな構造的な要因があるだけに、その打開策は容易ではない。それでも、付加価値の高い醤油が比較的好調を維持。現在は加工品に属する、醤油を冠した“つゆ”などの伸びをみれば、醤油グループとしては「健闘している」との指摘もある。ただ、家庭用の醤油

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