長野県内トマト加工、干ばつで大幅減収

果実飲料 ニュース 2004.10.25 9403号 11面

長野県内のトマト加工は高温、干ばつの影響で一万六二〇〇t(前年比一七%減)余りと大幅な減産で9月中旬に終了した。栽培面積はトマトジュースのフレッシュパックを重視し、増反を希望するメーカーの意向とは裏腹に、栽培農家の高齢化に伴い前年を六%強下回る二一七haとなった。 早い梅雨明けで6月中旬から好天に恵まれるなど、当初は前年を上回る「豊作」を見込む関係者が多かったが、記録的な高温、小雨が続いたため果房が肥大せず熟度が進行し、減収につながったと推察される。

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