伊藤園、そば茶成分の血管拡張作用を確認
(株)伊藤園(東京都渋谷区、03・5371・7185)は、そば茶に含まれる成分に血管拡張作用があることを確認した。成分としては認知の高い「ルチン」ではなく、そば茶中の水溶性酸性画分が血管内皮の機能を介して血管を弛緩(しかん)させる働きを持つという。九州大学農学部との共同研究によるもので、20~21日開催の「第60回日本栄養食糧学会」で発表する。血管機能改善を介して血圧上昇抑制作用という面から、そば茶の新しい高血圧予防食材としての可能性が浮上してきた。
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