対戦ゲーム感覚のホットプレートで食卓観戦を 東京2020大会応援メニュー商戦スタート
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)の食卓観戦向け応援メニュー提案商戦が始まった。実際に競技を観戦できるのは限られた人となり生活者の多くがTV観戦となるため、調味料メーカーをはじめとした食品メーカーの多くが東京2020大会期間中、内食率が高まると見立てているためだ。
調味料トップメーカーでオフィシャルパートナーでもある味の素社は、トップアスリートの「何を食べるか」ではなく「何のために食べるのか」を考えながら、おいしく食べて体づくりを行う食事の考え方を一般に広げた取組みである「勝ち飯」の認知度を高め、「勝ち飯」メニューを通じた消費者への商品価値訴求を推進するため、3月26日から応援メニュー「ホットプレートで『勝ち飯』スタジアム」の提案を開始する。
同提案を通じて現在、同社調査で17%の「勝ち飯」認知度を25%にまで引き上げ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じた口コミの広がりによる販売促進を目指す。

3月26日から展開する「ホットプレートで『勝ち飯』スタジアム」では、世帯普及率80%弱のホットプレートに着目、ホットプレートをスタジアムに見立て、一方に野菜を主体としたメニュー、もう一方に両サイドにたんぱく質摂取を主体としたメニューを作るなど、食卓のホットプレートを囲んで対戦ゲーム感覚で楽しむ調理・食事を提案する。
味の素社では、東京2020オリンピックへの出場が内定している競泳の瀬戸大也選手が薦める「とろ~り卵の肉みそキャベツ」と卓球の伊藤美誠選手が薦める「だしマヨシーフード焼うどん」が対戦するホットプレートメニューなど10種類を用意した。
5月半ばまではSNSなどを通じたキャンペーンで訴求する。また、大会直前の5月中旬から7月中旬にはYouTubeなどの動画共有サービスとのタイアップでさらに露出を高め、SNSを通じた口コミで消費者による独創的なメニュー開発の広がりを期待する。
大会期間中は店頭キャンペーン、全国イベントを実施するほか、SNSなどを通じて大会スケジュールに合わせたメニューを毎日更新するなどの取組みを進める。