Jミルクの「ミルクのバトンリレー」は感謝の思いを伝え合える
6月1日の「牛乳の日」、6月の「牛乳月間」が、2024年もスタートした。業界団体・各社は牛乳飲用の促進企画や認知向上への貢献活動を展開している。最近は価格改定などで飲用消費は低迷している一方、Jミルクが5月31日に公表した24年度の需給見通しは前年を上回る見込み。酪農基盤の維持の面でも、出口需要の回復と活性化は喫緊の課題だ。業界を挙げた記念月間の推進が期待される。
酪農の盛んな地域では、6月は新しい牧草が伸びるころから放牧を始め、冬を牛舎で過ごした乳牛が野に放たれる時期。世