「第1回NEXT TABLE未来の食卓展」開催 新しい食生活を体験通じて紹介

総合 展示会 2022.05.09 12395号 02面
大塚せつ子氏によるグルテンフリー料理実演に興味津々の来場者

大塚せつ子氏によるグルテンフリー料理実演に興味津々の来場者

 「第1回NEXT TABLE未来(これから)の食卓展」が、東京ビッグサイト東6ホール内「第15回ホビークッキングフェア2022」(同時開催=第46回2022日本ホビーショー)で4月27~29日に開催された。日本食糧新聞社が主催する同展は、グルテンフリーやビーガン、ハラール、代替食品、アレルギー対応、災害・備蓄食品など新時代の食生活をテーマにした体験型イベントで、関連メーカー・団体が販売や試食、サンプリングを通じて、消費者に直接PR。来場者は購買力のある30~60代女性が中心で、熱心な質問を寄せ商品に強い関心を示す姿も多く、米粉料理研究家の大塚せつ子氏による料理実演も好評を得た。

 グルテンフリーでは、米粉バウムクーヘンのココトモファームが出展。白米と玄米粉のハードタイプとソフトタイプバウムクーヘン4品を中心に、試食を提供しながら販売した。同社は地元愛知県犬山市の自家栽培米を粉砕し、生米粉のままバウムクーヘンに加工して販売する6次産業化に、福祉も連携した農商工福連携を実践。おいしさも重視し、「ココトモバウムハード玄米」は「21年度愛知ふるさと食品コンテスト」で「優秀賞・農林水産局長賞」を受賞している。

 小林生麺のブースでは、国産米を使った半生麺「グルテンフリーヌードル」で、白米と玄米それぞれを原料にした「ラーメンウエーブ」「うどん」「フェットチーネ」に加え、白米のみの「やきそば」「そうめん」「ラーメンストレート」など、豊富なラインアップを訴求。米国など主に海外で販売する「グルテンフリーインスタントラーメン」シリーズの「とんこつ風」と「みそ」「しょうゆ」3品や、新シリーズのビーガンプラスハラルにも対応した「スナックラーメン」シリーズを紹介した。

 熊本玄米研究所は、玄米をおいしく手軽に安全・安心に食べてもらうことを目的に、玄米ペーストを使ったパンやパスタ類をラインアップしている。ブースでは、フリッジやスパゲティ、フェットチーネを販売するとともに、新商品のグルテンフリーラーメンを紹介。フリッジの試食も好評を得た。

 そのほか、お豆腐工房いしかわが、おからで作った「きらず揚げ」シリーズや、低糖質麺としても話題の「豆乾絲」、「豆腐の手羽先風」に代表されるしみ豆腐の技術を応用した、肉のような食感を有する豆腐加工品類を紹介。

 出展社デモンストレーションで「自分の子どもに食べさせたい商品が原点。国産大豆とニガリを使った豆腐を製造し、加工品も多くラインアップしている」とした。

 災害・備蓄食品では、防災安全協会が「災害食大賞2022」で最優秀賞と優秀賞に選ばれた商品を展示したほか、災害時にも活躍できる機能を備えたキャンピングカー「EAGLE」(日本特殊ボディー)を会場に持ち込み、注目を集めた。(佐藤路登世)