農研機構、胚移植で受胎率低下への影響低減

 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は7月23日、胚移植(ET)による乳牛の受胎率に影響を及ぼす非遺伝的な要因(環境要因)を明らかにするために行った人工授精(AI)との比較分析で、ETは受胎率を低下させる環境要因からの影響を軽減することが明らかになったと発表した。同研究成果は3日、Journal of Dairy Science誌(米国酪農科学会誌)のオンライン版で先行公開された。乳牛の受胎率向上へのETの有用性が示され、繁殖効率化への貢献が期待される。

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