国分G本社とデアゴスティーニ社、缶詰付き歴史雑誌を発売 戦国武将の食事再現
国分グループ本社はデアゴスティーニ・ジャパンとの共同開発プロジェクトとして、初の缶詰付き歴史体感マガジン「戦国武将メシ缶詰」を7日から地域限定で発売する。名だたる戦国武将の食事を史実に基づき再現した缶詰付きの歴史雑誌で、書店などの新たなチャネルで展開する。
第1弾は「織田信長」と「明智光秀」の2人の戦国武将のストーリーをマガジンで読みながら、付録の缶詰を食べて楽しむことで戦国の世界を体験・体感できる、今までにない新しい切り口の商品を目指した。
古代から明治時代の食事復元研究家の第一人者で、数多くのメディア出演もある永山久夫氏が監修。武将メシについて解説し、「食から読み解く武将の性格」や「戦国の食のこぼれ話」など、歴史ファンのみならず共有したくなる内容という
「戦国武将メシ缶詰 織田信長 桶狭間の戦い出陣メシ」(75g、P4号缶)は、信長の覇道の第一歩となった「桶狭間の戦い出陣メシ(肉味噌)」。桶狭間の戦いの出陣前にも熱々のお湯をかけたご飯の上に載せて食べたとされる史実から、永山氏がレシピ考案したショウガとサンショウの効いた肉味噌。
「同 明智光秀 武士のもてなしメシ」(固形量40g、内容総量75g。F3号缶)は若き日の光秀が客にふるまい、出世の足掛かりとなった「武士のもてなしメシ(豚肉野菜煮)」。光秀の貧しい浪人時代の汁物中心の食事の中で、妻の煕子が夫のために豪華な鍋料理をふるまったとされており、永山氏が忠実に再現したレシピ。白味噌を使った具だくさんの豚肉野菜煮に仕上げた。
賞味期間は各36ヵ月。愛知・三重・岐阜の主要書店および一部名古屋市の小売業、デアゴスティーニ社のオンラインショップで900円(税別)で販売し、それ以降は全国販売も予定している。(篠田博一)