能登半島地震 食品業界復旧急ぐ 供給は道路状況次第
1日、石川県能登地方を震源に発生した最大震度7の地震は、食品業界にも大きな被害をもたらした。大手卸各社の話では5日現在、北陸3県・新潟県のSMやCVSは大半が通常営業に戻りつつあるが、被害の大きい能登半島地域では復旧のめどが立たない企業もあるという。全国卸の物流拠点への被災影響は軽微だったものの、現状では道路の寸断に配送対応を大きく左右されていることから、「供給は道路状況次第」(大手卸)との声も聞かれる。メーカーも酒類や水産はじめ、多くのエリア企業が生産拠点にダメージを被っ