味噌、原料米穀も上昇 製品価格に影響か

 味噌業界では、原料大豆のみならず原料米穀のミニマム・アクセス(MA)米も急騰している。22年4~6月のMA米長期販売価格で、米国産が1t当たり17万4000円になり、22年1~3月から2万8000円も値上がりした。味噌に使用されるMA米と国産(加工用米と特定米穀)の比率は約1対1だが、MA米急騰の影響が波及し、比較的低水準にあった特定米穀の価格が上昇する可能性があるという。原料大豆に加えて原料米穀も上がるとなれば、製品価格にも影響を及ぼしかねない。(菅田一英)

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