扶桑化学工業、「コート果実酸」シリーズ展開 有機酸を油脂で被覆
ゼラチン(グミ)の酸溶解の防止効果
扶桑化学工業は、独自の加工技術を用いて有機酸を油脂でコーティングした製剤「コート果実酸」シリーズを展開した第1弾のラインアップはリンゴ酸、クエン酸、ビタミンCをコーティングした3種類で、今後さまざまな成分のコーティング技術を提案していく。なお、同社では果実由来の有機酸を「果実酸」と称している。
同シリーズの主な特徴として、コーティングによって有機酸が他の素材と直接接触することを防ぐため、本来は有機酸との反応が起こりやすい素材であっても、反応を起こさずに混合できるようになる。