注目高まる食用コオロギ エコロギー、カンボジアでの栄養強化や貧困解消に貢献
昆虫食文化があるカンボジアで原料コオロギを飼育
●サステナブルなタンパク源に
世界的なタンパク質不足への懸念や、持続可能な社会の構築が求められる中、「サステナブルなタンパク源」として食用コオロギへの注目が高まっている。早稲田大学発ベンチャーのエコロギーは、カンボジアの地元住民にコオロギ生産を委託するなど、特徴的な活動を展開している。カンボジアは年間を通してコオロギの飼育に適した温暖な気候で、かつ古くからコオロギを食べる文化が存在する。そのためエコロギーでは、既存のコオロギ生産者に生産委託するケースもあるが、コオロギは省ス