雑賀技術研究所、アレルゲン分析用標準物質開発 自主検査に新提案

雑賀技術研究所はLC-MS/MS法(液体クロマトグラフ法と質量分析を組み合わせた分析法)を用いて食物アレルゲン分析用の標準物質「食物由来アレルゲン抽出物」=写真=を開発、関東化学から販売している。現時点でのラインアップは特定原材料7品目(小麦、そば、卵、乳、落花生、甲殻類〈えび、かに〉)と大豆で、特定原材料のクルミも現在開発中である。

特定原材料の分析法は、消費者庁通知で定量検査(ELISA法)と定性検査(PCR法、ウエスタンブロット法)が記載されている。

一方でこれらは

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