厚労省・食中毒統計 事件・患者数ともに増加傾向

直近10年間の食中毒発生状況

直近10年間の食中毒発生状況

 厚生労働省食品衛生監視部会は3月26日、2024年の食中毒発生状況を報告した。昨年の食中毒発生状況は、事件数1037件、患者数1万4229人、前年の1021件・1万1803人から事件数で16件、患者数で2426人の増加となった。患者数500人以上の大規模食中毒は1件で、大分県で発生した湧き水や当該施設で提供された料理などを原因とするノロウイルス食中毒(患者数595人)。死者は3人で、いずれも植物性自然毒(イヌサフラン、野生キノコ)の喫食によるものであった。

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