ふじのくに総合食品開発展2021・出展者紹介:ティークラフト/カワサキ機工

総合 展示会 2021.02.10 12185号 06面

 ●静岡県内最大級オンライン展示会

 農林水産物439品目を有する「食材の王国」静岡県。2月9日からは、同県が掲げる「食の都」構想の一環として「ふじのくに総合食品開発展2021」をオンライン開催。食品関連展示商談会では県内最大級だ。リモート商談会は2月16、24日、3月4日に事前予約制で実施。また公式サイトには、特別講師によるセミナー動画もアップされる。本紙では出展者や関連情報を会期の3月8日まで10回に分けて掲載する。(立川大介)

 https://www.fujinokuni-fpd.jp/

 ◆ティークラフト 顧客並走型PB茶を開発

 ティークラフト(島田市・鳴嶋茂治社長)は、製茶受託事業を専門で手掛ける全国でもまれな存在だ。原料ブレンドや粉砕、ティーバッグ加工のほか、専門知識に裏打ちされたハーブ加工など、幅広い委託加工に対応可能。商品開発には顧客とともに要望を具現化していく完全オーダーメード方式を採用。世界から取り寄せたよりすぐりの原料280種をもとに、顧客満足度の高いオンリーワン商品を迅速かつ丁寧に作り上げる。サンプル作成は無料。(問い合わせ=0547・46・3427)

 ◆カワサキ機工 画期的な茶成分分析計

 1世紀にもわたって茶生産者を支える茶総合メーカーのカワサキ機工(掛川市・川崎洋助社長)。世界的に抹茶需要が年々高まる中、大きな注目を集めるのが茶成分分析計「GTN-Matcha」。静岡県農林技術研究所茶業研究センター・静岡製機と共同開発品で、抹茶の品質評価に影響があるといわれるクロロフィル・全窒素・遊離アミノ酸・テアニンに加え、各種の粉砕茶や粉末茶の粒度を誰でも手軽に短時間で測定可能な優たれた分析計として高い評価を得ている。(問い合わせ=0537・27・1791)

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