ヴァズ選定20年食のトレンド 大賞は「ヴィーガン」

総合 ニュース 2020.12.14 12159号 03面
ヴィーガン食を日常料理に取り入れるアイデア投稿が増えた

ヴィーガン食を日常料理に取り入れるアイデア投稿が増えた

 料理写真共有アプリ「SnapDish(スナップディッシュ)」を運営するヴァズは、2020年の家庭料理のトレンドを表す「フォトジェニックトレンド大賞2020」に『ヴィーガン食』を選出した。ライフスタイルが大きく変化した今年、これまでの生活の見直しとともに社会的認知の広がったSDGsへの共感からヴィーガン食への肯定感が高まり、料理投稿で発信するトレンドを後押ししたと分析する。

 年間100万枚を超えるユーザーの投稿写真の中から、その年の特徴的な“おうち料理”のトレンドをスナップディッシュ編集部が選出した。今年注目を集めたのは肉、魚、卵、乳製品などの動物性食品を含まない『ヴィーガン食』。大豆ミートをはじめとする植物性代替肉の加工食品や、豆乳・アーモンドミルクなどの植物性ミルクを使った乳製品代替品など「プラントベースフード」関連商品が数多く発売され、ヴィーガン食はより手軽で身近なものになった。

 家庭料理でのヴィーガン食の多くはこれらの「プラントベースフード」を取り入れた時の料理や、野菜中心で動物性食品を使っていない料理に意識的にハッシュタグを付けたり、料理タイトルに入れるなどの投稿として数多く表れた。「ヴィーガン」「vegan」に言及した投稿・コメント数は1~10月までの累計で前年比1.7倍、特に4月以降は2倍前後で推移するなど高い関心を集めた。(涌井実)

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