アクアガーデンラボで収穫した野菜を手にする江ノ島電鉄の露木健勝氏(右)と新規事業を支えるアクポニの孫田賢佑氏
江ノ島電鉄はアクポニと協業し、乗降客の多い江ノ島駅(神奈川県藤沢市)構内に、魚の陸上養殖と野菜の水耕栽培を掛け合わせたアクアポニックス施設を設置した。3月31日から「アクアガーデンラボ」として本格稼働し、収穫した野菜や魚は近隣のレストランに自転車で届ける“駅産店消”の取り組みが始まった。アクアポニックス施設が駅構内に設置されたのは国内初。将来的には収穫物を駅構内で販売したり、加工品を取り扱ったりすることも視野に入れ、湘南エリアの産業活性化を目指す。