「アルカリ分解法」「電気透析法」を活用した資源リサイクルイメージ
キリンホールディングス(HD)のキリン中央研究所は、リサイクルでPET(ポリエチレンテレフタラート)を分解・精製する工程で新技術を開発した。既存技術と比べてより低温・短時間でPETを分解できるようになり、従来必要だった化学薬品の使用や副産物の廃棄も大幅に削減できる。技術は特許出願中で、2030年までの実用化を目指す。
従来のリサイクル方法は、PETを分解するために数百度の高温での圧力設定が必要であり、処理するのに時間がかかっていた。今回キリンが開発